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[12a-N106-3] 親水性官能基を導入した三脚型トリプチセンSAMと水との界面熱抵抗
キーワード:自己組織化単分子膜、時間領域サーモリフレクタンス法、界面熱抵抗
近年、界面熱材料として自己組織化単分子膜(SAM)が着目されている。我々は三脚型トリプチセンを設計し、固体表面への吸着様式と液体分子との親和性を制御でき、かつ高密度で高度に分子配向したSAMの開発に成功している。このSAMをAu基板上で作製し、水との界面熱抵抗を時間領域サーモリフレクタンス法により調べたところ、ヒドロキシ基などの親水基を有するSAMが界面熱抵抗を低下させることを見いだした。