2021年第82回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

12 有機分子・バイオエレクトロニクス » 12.6 ナノバイオテクノロジー

[12p-S402-1~14] 12.6 ナノバイオテクノロジー

2021年9月12日(日) 13:00 〜 17:00 S402 (口頭)

手老 龍吾(豊橋技科大)、三浦 篤志(北大)、三宅 丈雄(早大)

14:00 〜 14:15

[12p-S402-5] SARS-CoV-2検出のためのプラズモニックイムノセンサーによるS-protein高感度計測

泰地 颯弥1、志水 星歌1、田和 圭子1 (1.関西学院大理工)

キーワード:プラズモン、イムノセンサー、SARS-CoV-2

新型コロナウイルス感染症は、ウイルス表面のスパイクタンパク質がヒト細胞膜表面の受容体タンパク質に結合し、融合することで引き起こされる。新型コロナウイルスの検出に用いられるPCR検査法はその場での検出が難しく、ELISA法は測定時間や検出感度の面で改良が望まれる。本研究では、蛍光増強が期待できるプラズモニックチップデバイスを用いてスパイクタンパク質の迅速かつ高感度な新たな抗原計測法の開発を目指した。