2021年第82回応用物理学会秋季学術講演会

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一般セッション(ポスター講演)

6 薄膜・表面 » 6.6 プローブ顕微鏡

[22a-P06-1~12] 6.6 プローブ顕微鏡

2021年9月22日(水) 11:00 〜 12:40 P06 (ポスター)

11:00 〜 12:40

[22a-P06-11] Water-in-salt / 固体界面のqPlus AFM構造分析

津吉 順平1、鮑 一帆1、一井 崇1、宇都宮 徹1、杉村 博之1 (1.京大院工)

キーワード:qPlusセンサ、濃厚水溶液、原子間力顕微鏡

高い塩濃度を有する濃厚水溶液はWater-in-salt (WiS) と呼ばれる。その性質が通常の水溶液と異なり、リチウムイオン電池の新規機能性電解液として注目を集めている。本研究では、WiSと固体界面の溶媒和構造のqPlus AFM分析結果を報告する。LiCl-WiSとLiTFSI-WiSに関して、それぞれ0.3 nmと1.3 nm間隔の溶媒和構造が確認された。LiCl-WiSとLiTFSI-WiSのラマンスペクトルの結果から、バルク水溶液の分析結果とqPlus AFMによる界面溶媒和構造の結果が対応している可能性がされた。