[20a-A404-1~9] 3.9 光量子物理・技術（旧3.10）

[20a-A404-8] 真空場スクイージングのための光パラメトリック増幅のin situ位相不整合検出法

〇田口 富隆¹、小関 泰之¹ (1.東大院工)

キーワード：量子光学、スクイージング、光パラメトリック増幅

非線形光学結晶の位相不整合はスクイージングレベルを低下させ量子技術の性能を制限する。結晶製造時の物理的誤差や周囲の温度変化により、位相整合条件は本来の設計から容易にずれるため、従来は実験を止めて条件を振りスクイージングレベルが最大となる点を探して位相整合をとる必要があった。本研究ではスクイージング動作を行いながら、つまりin situに位相不整合を検出し誤差信号を得る手法を考案したので紹介する。