2022年第83回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

6 薄膜・表面 » 6.3 酸化物エレクトロニクス

[20a-B204-1~11] 6.3 酸化物エレクトロニクス

2022年9月20日(火) 09:00 〜 12:00 B204 (B204)

鈴木 拓(物材機構)

11:30 〜 11:45

[20a-B204-10] ポリエチレングリコールドーピングによるアナターゼ/ルチル混晶型酸化チタンナノ粒子の光触媒活性増強効果

〇(M1)松本 拓海1、川上 烈生1、柳谷 伸一郎1,2、新部 正人3、中野 由祟4、向井 孝志5 (1.徳島大理工、2.徳島大pLED、3.兵庫県立大、4.中部大、5.日亜化学)

キーワード:光触媒、二酸化チタン、ポリエチレングリコール

水資源の持続可能な利用には水質浄化は不可欠である.この問題を解決すべく,アナターゼ/ルチル混晶型TiO2 ナノ粒子(A/R-TiO2 NPs)が注目されている.しかしながら,光励起キャリアの寿命が短く,可視光下での光触媒反応性が小さいことが課題である.
本研究は,A/R-TiO2 NPsへのPEGドーピングにより可視光照射下での光触媒活性が増強するのか明らかにしたことを報告する.特に,PEG混合比とアニーリング温度を系統的に変化させ,PEGドーピング効果を明らかにした.