[20p-C202-1~8] 15.7 結晶評価，不純物・結晶欠陥

[20p-C202-4] SCDM法で求めたワニエ関数を用いたクーロン反発の計算

〇稲垣 淳^1,2 (1.RIXS Sim. Research、2.淡江大学理)

キーワード：共鳴非弾性X線散乱、第一原理計算、SCDMワニエ関数

O_h 系の結晶場分裂エネルギー （10Dq）およびスレーター積分の第一原理計算を，Selected Columns of the Density Matrix (SCDM) 法によるワニエ関数を利用して行った．実験の現場では原子シミュレータすなわちCowan's codeで求めた理論値が使用されているが実験結果との間には乖離がある．具体的にはスレーター積分と10Dqは，しばしば減少される．本報告ではそのようなクーロン反発の変化の原因を分析するため，SCDM法で求めた配向付きワニエ関数を用いて計算した．
[1] Anil Damle et. al., J. Comput. Phmys., 334 (2017) 1-15