[21p-C102-1~17] 9.4 熱電変換

[21p-C102-6] コルーサイトCu₂₆T₂M₃Sb₃S₃₂ (T = V, Nb, Ta; M = Ge, Sn)の結晶構造と熱電物性

〇末國 晃一郎¹、萩原 岳志¹、高橋 聖弥²、西堀 英治²、SAUERSCHNIG Philipp³、太田 道広³、大瀧 倫卓¹ (1.九大院総理工、2.筑波大数理、3.産総研GZR)

キーワード：熱電変換材料、硫化物

コルーサイトCu₂₆T₂M₆S₃₂は，室温から673 Kで低い熱伝導率と比較的高い出力因子を併せ持つ熱電材料である。最近，M = Geの系においてW，Mo，Crの順にT元素のサイズを小さくすれば出力因子を飛躍的に高められることが報告された。本研究ではT = V, Nb, Taの系に対してこの効果を検証すると共に，M=Ge，Snの違いが結晶構造と熱電物性に与える影響を調べた。