[21p-P01-1~11] 3.1 光学基礎・光学新領域（旧3.2「材料・機器光学」と統合）

[21p-P01-7] 光誘起マイクロバブルによるリポソームの融合・チューブ化

〇(M1)野口 明美¹、小島 千昌¹、柚山 健一¹、小山田 伸明³、村越 敬³、東海林 竜也²、坪井 泰之¹ (1.阪公大院理、2.神大院理、3.北大院理)

キーワード：ソフトマター、光マニピュレーション、膜融合

近年、液中の金属薄膜にレーザービームを集光し、マイクロバブルを発生させ、液中の微粒子を基板上に配列・固定する技術が注目されている。本研究では、最も単純な細胞モデルであるリポソームに本技術を応用した。リポソーム水溶液にプラズモン基板を接触させ、近赤外レーザー光を集光照射すると、直ちに集光点にマイクロバブルが発生した。興味深いことにリポソームは膜融合し、数10 μmを超えるチューブを形成した。