[21p-P12-1~54] 17 ナノカーボン(ポスター)

[21p-P12-54] テトラメチルアンモニウム塩基によるAl残存Ti3C2Txマキシンの剥離と導電膜応用

〇柴田 裕貴¹、才田 恵美²、岩田 将輝¹、松永 優希¹、水津 理恵^1,4、阿波賀 邦夫¹、廣谷 潤^4,5、大町 遼^1,3 (1.名大院理、2.名大院工、3.名大物国センター、4.JST さきがけ、5.京大院工)

キーワード：マキシン、剥離、透明導電膜

テトラメチルアンモニウムカチオンを含む有機塩基を用いたアルミニウム残存Ti3C2Txマキシンの剥離について報告する。その結果、マキシンの層間に存在するアルミニウム原子が効果的に除去され、テトラヒドロフランと水の共溶媒中で剥離したTi3C2Txが優れた電気伝導性を示すことが明らかとなった。また、剥離したTi3C2Tx分散液をスプレーガンにより塗布して作製したフレキシブル透明導電膜の応用例を示す。