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[22a-C205-4] 過去の太陽活動研究に必要な14C-AMS測定精度の評価
キーワード:加速器質量分析、放射性炭素、炭素循環モデル
近年、樹木単年輪試料に含まれる14C濃度を、加速器質量分析装置(AMS)を用いて高精度に測定することで、過去の太陽活動の周期性や太陽高エネルギー粒子(SEP)イベント探査の研究が進められている。宇宙線によって生成された14Cが光合成によって樹木に取り込まれるまで、地球規模の炭素循環の影響を受ける。そのため、炭素循環モデルの1つである22-BOX MODELを用いて、AMSの測定精度に対する太陽活動の周期依存性を評価した。