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[22p-C105-5] 可搬型ボールSAWガスクロマトグラフを用いた食品香気成分のヘッドスペース分析法の検討
キーワード:弾性表面波、ガスクロマトグラフ、ボールSAWセンサ
食品の香気成分を生産現場で分析することで、それらの生成メカニズムの解明や品質改善が期待できる。前報で示した可搬型のボールSAW ガスクロマトグラフ(GC)は、このような現場分析に有用であるが、再現性の良い定量分析には、試料ガスの採取方法も重要である。試料を容器に入れ、容器内の気体をGCに注入するヘッドスペース(HS)法が広く利用されている。そこで、日本酒のHS分析の条件が測定結果に与える影響について検討した。