2022年第83回応用物理学会秋季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

15 結晶工学 » 15.4 III-V族窒化物結晶

[22p-C200-1~15] 15.4 III-V族窒化物結晶

2022年9月22日(木) 13:30 〜 18:00 C200 (C200)

岩谷 素顕(名城大)、本田 善央(名大)、久志本 真希(名大)

14:15 〜 14:30

[22p-C200-4] 230 nm far-UVC AlGaN LEDにおける分極ドープ透明p型コンタクト層の膜厚依存性

〇(M1C)住司 光1,2、前田 哲利1、遠藤 聡2、藤代 博記2、祝迫 恭3、平山 秀樹1 (1.理研、2.東京理科大、3.日本タングステン)

キーワード:AlGaN、分極ドープ、UVC-LED

深紫外(DUV)発光ダイオード(LED)を用いたSARS-CoV-2の不活性化処理に注目が集まっており、我々はこうしたウイルス不活性化のために、"人体無害波長 "である220-230nmの深紫外LEDを開発している。我々はすでに、230 nm帯LEDの注入効率(IE)を向上させるために、分極ドープ(Polarization doped; PD)透明p-AlGaN層を導入している。本研究では,PD層の組成勾配を最適化することで,コンタクト層のホール濃度を高め,より高いIEを得ることを目指した。そこで,230 nm帯LEDの外部量子効率(EQE)に対するPD層の膜厚依存性を調べた。