2022年第69回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

12 有機分子・バイオエレクトロニクス » 12.7 医用工学・バイオチップ

[23p-E105-1~15] 12.7 医用工学・バイオチップ

2022年3月23日(水) 13:30 〜 17:45 E105 (E105)

堤 潤也(産総研)、細川 千絵(大阪市立大)、横式 康史(東工大)

16:45 〜 17:00

[23p-E105-12] マウス腹側被蓋野での神経活動の蛍光イメージングと側坐核でのドーパミン放出の同時計測における解析

〇藤田 敦士1、太田 安美1、邑上 貴秋1、竹原 浩成1、春田 牧人1、笹川 清隆1、太田 淳1 (1.奈良先端大)

キーワード:蛍光イメージング、マイクロダイアリシス、CMOSイメージセンサー

脳の神経伝達物質であるドーパミン(DA)はアルコールやニコチンなどの摂取に関する報酬系を制御するとされており、神経疾患の治療を目的とした研究において重要である。これまでに我々は、報酬系に関与する中脳辺縁系である腹側被蓋野 (VTA)から側坐核(NAcShell)への投射経路において、脳機能計測を行ってきた。本研究では特にイメージセンサーを用いて取得した「脳機能イメージング」とマイクロダイアリシスによる「ドーパミン濃度」の同時測定において解析を行いその相関関係の解明を試みた。