[23p-E303-1~15] 3.12 ナノ領域光科学･近接場光学

△ [23p-E303-5] Alナノプリズム構造における二重共鳴プラズモン増強SHG現象

〇保 蒼大¹、杉田 篤史¹ (1.静岡大工)

キーワード：プラズモニクス、非線形光学

本発表ではアルミニウムナノ粒子における二重表面プラズモン共鳴条件でのSHG現象について報告する。正三角柱形状のアルミニウムナノ粒子は電気双極子型及び多重極子型のプラズモンモードを示すが、前者を励起光波長、後者をSHG波長に一致させると、SHG信号が著しく増大することを確認した。発表では数値計算した近接場及び表面電荷分布を用いて、二つのモード間のモードマッチング効果の重要性についても議論する。