[24p-E104-1~16] CS.8 12.6 ナノバイオテクノロジー、12.7 医用工学・バイオチップのコードシェアセッション

[24p-E104-11] 交通系ICカードサイズの水晶振動子バイオセンサーの開発とDNA検出への応用

佐々木 開¹、吉嶺 浩司¹、〇古澤 宏幸² (1.山形大院理工、2.山形大院機構)

キーワード：水晶振動子マイクロバランス、DNA二重鎖形成、一塩基差異検出

近年、環境中に存在するDNAを調べることで生物種を把握する環境分析手法が報告され、その場でDNAを検出可能なデバイスの開発が注目されている。しかし、これまでのDNA検出装置はベンチトップ型が主流であり、携行型のデバイス開発はあまり行われてこなかった。本研究では、ナノグラム・オーダーの質量変化を検出可能なICカードサイズの水晶振動子バイオセンサーを開発し、対象DNAの一塩基差異での検出評価を行った。