2022年第69回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

7 ビーム応用 » 7.1 X線技術

[24p-E202-1~8] 7.1 X線技術

2022年3月24日(木) 13:30 〜 15:30 E202 (E202)

豊田 光紀(東京工芸大)、米山 明男(九州シンクロトロン光研究センター )

15:00 〜 15:15

[24p-E202-7] 構造化X線源を用いた高エネルギーX線位相ラミノグラフィ

〇上田 亮介1、潘 豪傑1、百生 敦1 (1.東北大)

キーワード:X線位相イメージング、ラミノグラフィ、構造化X線源

X線位相CTは、医用・材料科学の分野で注目されている。平板状試料の測定では、ほとんどのX線が試料に吸収されてしまう投影方向があるためラミノグラフィ法が提案されている。しかし、ラミノグラフィ法であっても金属などの吸収率の高い試料ではX線が試料を透過できないため、より透過力の高い高エネルギーX線が必要となる。本研究では、高エネルギーX線を用いる実験室位相ラミノグラフィ法を開発し、その有効性を報告する。