2022年第69回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

6 薄膜・表面 » 6.2 カーボン系薄膜

[24p-E204-1~10] 6.2 カーボン系薄膜

2022年3月24日(木) 13:30 〜 16:15 E204 (E204)

赤坂 大樹(東工大)、斎藤 秀俊(長岡技大)

14:00 〜 14:15

[24p-E204-3] 4面対向式スパッタによるDLC薄膜の特性

〇小林 風太1、猿渡 哲也1、馬渕 和之1 (1.京浜ラムテック)

キーワード:水素フリーDLC、4面対向式スパッタリング

本講演は自社開発した4面対向式スパッタリングカソード(RAMカソード)を使用し、成膜した水素フリーDLCの特性を述べる。DCパルス電源を使用してガラス基板上にDLCを成膜した。基本特性としてラマン分光G-bandのピーク位置1546 cm-1、鉛筆硬度7 H、表面平滑性Ra:0.16 nmの結果を得た。RAMカソードを使用し、成膜されたDLCの膜特性として平滑性と硬度の高さが挙げられる。