2022年第69回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

3 光・フォトニクス » 3.8 光計測技術・機器

[25p-E302-1~18] 3.8 光計測技術・機器

2022年3月25日(金) 13:15 〜 18:30 E302 (E302)

大久保 章(産総研)、西山 道子(創価大)、浅原 彰文(電通大)

14:15 〜 14:30

[25p-E302-4] 呼気診断に向けた揮発性有機化合物高感度検出のための中赤外コム光源の安定化

〇多屋 奏一1、石塚 悠也1、谷 峻太郎1、櫻井 治之1、米田 修2、須藤 裕之2、斎藤 広明2、小林 洋平1 (1.東大物性研、2.トヨタ自動車)

キーワード:中赤外、分光、フォトニック結晶ファイバ

中赤外コム光源による分子振動分光測定は、呼気診断といった応用への期待が高まっている。我々は高分解能・高感度な分光系開発を行なってきたが、中赤外光強度の長期ドリフトにより、長期的な信号の積算によるS/N比の向上が難しいという問題があった。本研究では長期ドリフトの原因としてPCFへの入射光のカップリングに着目し、これを安定化することで中赤外光スペクトル強度の長期安定化を試みた。