2023年第70回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

12 有機分子・バイオエレクトロニクス » 12.7 医用工学・バイオチップ

[18a-E102-1~11] 12.7 医用工学・バイオチップ

2023年3月18日(土) 09:00 〜 12:00 E102 (12号館)

野田 俊彦(豊橋技科大)、宮本 浩一郎(東北大)

11:45 〜 12:00

[18a-E102-11] 指先の血液量変化を利用する安定・快適に装着可能な経爪型PPGコントローラの開発

有賀 優太1、中村 浩平1、梁 耀淦1、杜 邦1、王 勝瑋1、井上 文太1、木野 久志2、福島 誉史1、清山 浩司3、田中 徹1,2 (1.東北大学院工、2.東北大学院医工、3.長崎総合科学大院工)

キーワード:光電容積脈波、リザバーコンピューティング

近年、VR(Virtual Reality)技術は没入感の高いエンターテインメントや教育、遠隔医療などの実現に向けて世界中で研究開発が行われている。我々は経爪型PPG (Photo Plethysmography)コントローラの開発を行っている。経爪型PPGコントローラは、汗腺が無く、固い爪に装着する小型デバイスであり、高い装着快適性とセンサの接触安定性が期待できる。本研究では、爪上3箇所のPPG信号を記録可能なPPG計測チップ(2.5 mm x 2.5 mm)を用いて経爪型PPGコントローラを作製して動作検証を行った。また、経爪型PPGコントローラとリザバーコンピューティングによる動作分類検証を行った。