2023年第70回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

12 有機分子・バイオエレクトロニクス » 12.7 医用工学・バイオチップ

[18a-E102-1~11] 12.7 医用工学・バイオチップ

2023年3月18日(土) 09:00 〜 12:00 E102 (12号館)

野田 俊彦(豊橋技科大)、宮本 浩一郎(東北大)

10:45 〜 11:00

[18a-E102-7] 電気化学インピーダンス法を用いた生育環境が植物に与える影響の直接モニタリング

岡嶋 真由1、中川 陽菜1、〇杉山 睦1,2 (1.東京理科大理工、2.東京理科大総研)

キーワード:電気化学インピーダンス、植物モニタリング

電気化学分野や応用物理学分野で普及している電気化学インピーダンス法(EIS)に着目した。植物の葉表面からのEIS測定は、周波数を変化させた微弱な交流信号を印加した時に得られるインピーダンス情報に対し、各細胞組織の構造を反映した等価回路を設定してフィッティングすることで、非侵襲で簡便にin situ評価可能である[1]が、報告例が皆無である。本研究では、光や気温など、植物の育成環境の変化がin situ 測定した葉のEIS特性に与える影響を検討した。[1] Sugiyama & Okajima, Theor. Exp. Plant Physiol. 34 (2022) 501.