[CS5-02] 洗掘解析に向けた粒子法による水ー土粒子混相流解析手法の妥当性確認
キーワード:洗掘、SPH、DEM、粒子法
2011年東北地方太平洋沖地震では,津波により多くの防波堤が決壊した.現在は,津波の越流に対しても粘り強く防波堤の機能を発揮できる構造が提案され始めている.著者らは水と土の相互作用に起因する様々な破壊を予測するため,SPH法 と離散要素法DEM による水-土粒子混相流解析手法を開発してきた.しかし,洗掘現象に対する妥当性確認が不十分であったため,本研究では,鉛直噴流による洗掘実験との比較検証を通して解析手法の妥当性確認を行った.渦粘性の影響を補填するため礫表層での流速に修正を行い,実験に近い礫の挙動を再現した.モデル改良の余地はあるが,礫を移動させる力の補填が必要である可能性が示された.
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