令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第III部門

地盤材料・一般/土質安定処理・地盤改良 (2)

2019年9月3日(火) 10:25 〜 11:55 III-5 (幸町北4号館 422講義室)

座長:石井 裕泰(大成建設)

[III-126] 新たなCPG 工法の施工過程における地盤挙動―周辺地盤の挙動―

*足立 雅樹1、佐々 真志2、山崎 浩之2、高橋 但3、岡田 宙4 (1. みらい建設工業株式会社、2. 海上・港湾・航空技術研究所港湾空港技術研究所、3. アートンシビルテクノ株式会社、4. 東興ジオテック株式会社       )

キーワード:静的圧入締固め、透明地盤、隆起抑制

液状化対策工法の一つであるCPG工法(静的圧入締固め)は,従来のボトムアップ方式(以下,従来施工)では施工に伴う地盤隆起が問題となる場合がありその抑制が課題であった.これまで著者らは,小型模型・現場実証実験を実施し,従来施工よりも隆起抑制効果ならびに液状化対策効果の高い新たなCPG工法であるアップダウン施工(以下,U/D施工)の開発を進めてきた.改良体の拡縮が隆起抑制に関係することが想定されているが、詳しいメカニズムは検証がなされていない.本報告は,透明地盤を用いてモルタル圧入後U/D時の改良体周辺地盤の挙動を観察し,改良体拡径方向への移動を確認した.

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