地盤材料・一般／土質安定処理・地盤改良 (2)

[III-127] Soil behavior during construction process of new CPG method -mortar bulbs behavior-

*諸橋 弘樹¹、佐々 真志²、山崎 浩之²、渡邉 真悟³、斉藤 英徳⁴ (1. 三信建設工業、2. 海上・港湾・航空技術研究所港湾空港技術研究所、3. 復建調査設計、4. 東興ジオテック)

Keywords:compaction grouting, Transparent soil, liquefaction mitigation

近年著者らは，液状化対策工法の一つであるCPG工法のボトムアップ施工より、隆起抑制効果を格段に高めたU/D施工の開発を進めてきた。既往の研究結果から隆起抑制のメカニズムについてある程度想定ができ、圧入したモルタル内で注入管を上下運動させることによりモルタルを拡縮させ、隆起抑制効果を得ると考えられる。本論文は推察の域を出ないU/D施工のメカニズム、特にモルタルの拡縮について詳細に解明することを目的とした。結果、U/D施工の隆起抑制メカニズムについて、注入管の上下運動によるモルタルの拡縮が明らかとなり，既往の研究で想定した隆起抑制メカニズムを裏付けるものとなった。