地盤材料・一般／土質安定処理・地盤改良 (2)

[III-126] Soil behavior during construction process of new CPG method-the behavior of the surrounding ground-

*足立 雅樹¹、佐々 真志²、山崎 浩之²、高橋 但³、岡田 宙⁴ (1. みらい建設工業株式会社、2. 海上・港湾・航空技術研究所港湾空港技術研究所、3. アートンシビルテクノ株式会社、4. 東興ジオテック株式会社 　　 　　　)

Keywords:compaction grouting, Transparent soil, liquefaction mitigation

液状化対策工法の一つであるCPG工法（静的圧入締固め）は，従来のボトムアップ方式（以下，従来施工）では施工に伴う地盤隆起が問題となる場合がありその抑制が課題であった．これまで著者らは，小型模型・現場実証実験を実施し，従来施工よりも隆起抑制効果ならびに液状化対策効果の高い新たなCPG工法であるアップダウン施工（以下，U/D施工）の開発を進めてきた．改良体の拡縮が隆起抑制に関係することが想定されているが、詳しいメカニズムは検証がなされていない．本報告は，透明地盤を用いてモルタル圧入後U/D時の改良体周辺地盤の挙動を観察し，改良体拡径方向への移動を確認した．