令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第III部門

トンネル (3)

2019年9月5日(木) 10:25 〜 11:55 III-1 (幸町北4号館 411講義室)

座長:鍋島 康之(明石工業高等専門学校)

[III-276] 地山安定性評価のための二軸先行変位計の開発

木梨 秀雄1、*鈴木 拓也1、渡辺 淳1、萩野 知1、藤岡 大輔1、岡崎 雄一1 (1. 大林組)

キーワード:先行変位、先行変位率、限界ひずみ、地山安定性評価

破砕帯など切羽が不安定な地山や,膨張性で大変形を起こすような条件下では,適切な掘削方法や対策により地表への影響や縫い返し等を防ぐ必要があり,計測による地山評価が重要となる.その評価の目安としては,地山のせん断ひずみや塑性化の有無の判定等が挙げられるが,通常の計測Aではこれらを得ることは難しい.そこで著者らは,先行天端沈下計を開発して10か所以上の現場に適用し,地山の安定性を評価してきた.以下では既存の先行変位計測事例の考察と,新たに開発した水平・鉛直二軸の先行変位計について述べる.

講演概要PDFパスワード認証
講演概要PDFの閲覧にはパスワードが必要です。パスワードを入力して認証してください。

パスワード