リサイクル／サステナビリティ

[V-532] 瓦チップエアモルタルの強度および透水性

*久住 晃平¹、中田 康平¹、上原 匠¹、亀井 則幸² (1. 名古屋工業大学、2. 瓦チップ研究会)

キーワード：使用済み瓦、リサイクル、エアモルタル、透水性、舗装

日本家屋を解体する際に発生する瓦は，今後増加していくことが予想される．そこで本研究は瓦チップの細粒分をエアモルタルの細骨材（以下瓦細骨材）に使用し歩道用透水性舗装への利用を目標としている。利用にあたっては主に強度と透水性が必要であることから、この２つの両立を目指し強度を向上させる方法を検討した。一般的な養生条件では、十分な圧縮強度が得られなかったため、新たに4種類の養生条件を用いて養生し、圧縮強度試験を行った。結果温水を養生に使用することで強度は増進することが確認できた。また透水係数は結果にばらつきがみられるが、粒径2.5-0mmでの十分な透水には空隙率が40%程度必要であることが確認できた。