令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

情報化施工 (2)

2019年9月3日(火) 10:25 〜 11:55 VI-9 (幸町総合教育棟 多目的室2)

[VI-386] スマートグラスを用いた山岳トンネル工事における遠隔検査

*森屋 陽一1、三國 貴一1、石田 仁1、前田 智之1 (1. 五洋建設株式会社)

キーワード:スマートグラス、遠隔検査、クラウド共有、山岳トンネル

建設工事に携わる労働者確保が厳しい中で,生産性向上が業界内全体の課題になっている.一方,ICT技術の進展により,様々な工事で実効性のある効率化技術の現場導入が進んでいる.特に,都市部から遠隔地にある山岳トンネル工事においては,発注者の現場立会に要する移動時間や受注者側の待ち時間の削減が,効率向上に大きく寄与する.本研究では,立会検査の代替システムとして,カメラ内蔵のスマートグラスを用いた遠隔地からの検査システム(以下,遠隔検査システム)を構築するとともに,実現場において発注者の協力の下,材料検収,削孔試料確認,コンクリート圧縮試験確認に適用し,その実用性を確認した.

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