地下構造物 (3)

[VI-627] 併設シールド間の連絡路（2）　地上とトンネル内の双方から行う薬液注入工

*道本 真悟¹、入野 克樹²、吉田 祥二³、岡本 信之⁴ (1. 大成建設株式会社、2. 横浜市道路局、3. 首都高速道路株式会社、4. ライト工業株式会社)

キーワード：併設シールド、連絡路、薬液注入、効果確認、砂地盤

横浜環状北西線は，東名高速道路「横浜青葉IC」と第三京浜道路「港北IC」を結ぶ延長約7.1kmの路線である．そのシールド区間のうち併設されたトンネルを結ぶ連絡路を施工した. 本工事の課題は，(1)短い工程かつ(2)砂地盤の条件において安全に非開削工法を行うことである．本稿では，(2)について報告する．効果確認を効率的に実施し，間隙率から計画注入率を決定したことより，無駄なく確実な止水性を得るという目的を達成した．