[VI-628] 併設シールド間の連絡路(3) 薬液注入管が残置された地中で行う曲線パイプルーフ工
キーワード:併設シールド、連絡路、パイプルーフ、閉塞解除、TURIP工法
横浜環状北西線シールドトンネル(φ12.4m L=3850m)にて離隔6mで併設されたトンネル間を,土被り37mの深度の上総層群砂岩層(Ks)にて連結する横坑(Uターン路2箇所)を施工した.内1箇所のUターン路②は,鋼管の防護工であるパイプルーフ工と薬液注入工の補助工にて,地山の崩落を防止し,非開削にてシールドセグメントを切り開いた地下空間の中で横坑の躯体を構築している.本稿では,特に曲線パイプルーフ工(TULIP 工法)の施工に際し「鋼管を主桁間から発進させるため小口径でなければならないこと」,「薬液注入管が地中に残置された状態」という条件下に対して生じた課題と実施した解決策を報告する.
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