[VI-731] 切羽プロジェクションマッピングシステムの開発
キーワード:山岳トンネル、プロジェクションマッピング、削孔エネルギー
山岳トンネルの掘削において,安全かつ合理的に作業を進めるためには,切羽近傍の地質を把握することが重要である.現状では切羽観察や削孔時のノミ下がりから地質の性状や硬軟を把握し,作業班交代時には引継ぎを行っている.しかしながら,引き継がれる情報は硬い・軟いといった定性的な表現である他,安全のために施す鏡吹付けコンクリートにより直接切羽の状況を確認できないことから,注意を要する箇所が正確に伝達されないといった問題もあった.そこで,作業員間の地質に関する情報共有を的直前の掘削時に得た情報を切羽に投影するプロジェクションマッピングシステムを開発した.本稿ではその概要について述べる.
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