[VII-107] 十勝川水系札内川ダムにおける発信機を用いたオショロコマ追跡調査について
キーワード:オショロコマ、発信機、バイオテレメトリー、追跡調査、生息環境改善
札内川ダムでは、ニジマスの駆除とオショロコマ産卵場の保全が課題として挙げられており、平成12 年以降、フォローアップ調査として札内川ダム周辺におけるオショロコマとニジマスとの種間関係、再生産等に着目した調査が継続的に実施されている。本稿では、オショロコマ保全に向けた、行動実態の把握を目的とし、平成30 年度に実施したオショロコマ調査のうち、発信機(電波式・音波式併用)を用いた追跡調査およびその結果について報告する。本調査結果より、オショロコマが流入河川に遡上したことが確認された。また、流入河川及びダム湖内の広範囲を移動することが確認された。
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