令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第VII部門

バイオレメディエーション (1)

2019年9月3日(火) 14:55 〜 16:25 VII-1 (幸町総合教育棟 多目的室6)

座長:緒方 浩基(大林組)

[VII-18] Dehalococcoides sp.UCH007株の導入よるVOCs脱塩素化の促進効果と温度の影響

*伊藤 雅子1、高畑 陽1、内野 佳仁2、山副 敦司2 (1. 大成建設(株)、2. (独)製品評価技術基盤機構)

キーワード:トリクロロエチレン、バイオオーグメンテーション、脱塩素化、嫌気性微生物

塩素化エチレン類(VOCs)による地下水汚染対策として,嫌気性微生物によるバイオレメディエーションが普及している.本浄化技術の浄化期間の短縮には,Dehalococcoides 属細菌を導入するバイオオーグメンテーションが有効であることが示されているが,浄化対象とする地盤の地中温度をDehalococcoides 属細菌の増殖に適した温度にコントロールすることによって,更に浄化期間を短縮できる可能性が示された.

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