令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

[共通セッション] 土木分野におけるAIの活用

土木分野におけるAIの活用(1)

座長:福士 直子(日本電気)

[CS15-01] 現場映像からAIを用いて建設機械を自動検出するシステムの開発(その1)- システムの概要と検出精度検証 -

〇早川 健太郎1、黒台 昌弘1、木付 拓磨1、増田 裕正2、寺原 勲2 (1.安藤・間、2.富士ソフト)

キーワード:AI、物体検出、学習データ、映像

建設現場の進捗を記録するため,タイムラプス映像を用いるなど現場映像の活用が増えている.筆者らは,明かり工事において,建設機械の台数による出来高管理や稼働状況による工程管理に対して映像が適用可能であると考え,AIを用いた建機の自動検出システムを開発した.このシステムでは,現場の映像から学習データを作成し,AIに建機の外観と名称を学習させることで,建機検出AIを作成している.AIによる建機の検出誤差を評価するため,AIによる検出台数と目視で計数された台数を比較した結果,適切な条件下であれば,映像中の建機を±14%程度の誤差で検出できることが明らかとなった.

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