令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第III部門

トンネル(5)

座長:青野 泰久(清水建設株式会社)

[III-227] ハイパースペクトルデータを用いた岩種分類法を現場適用のための光源によるスペクトル変化の補正手法の検討

タク 思敏1、大森 禎敏1、大和田 済熙2、川村 洋平2 (1.五洋建設、2.秋田大学 )

キーワード:切羽評価、ハイパースペクトル、光源

トンネル建設において切羽での地質評価は,最適な設計と施工のために重要である.ハイパースペクトル(以下HS)カメラは機械的に地質状況を把握する有用な機器で,既に深層学習と組合せて火成岩の岩種を判定した研究事例もある.一方でHSカメラのスペクトルデータは撮影に使用した光源のスペクトル特性に依存するものの,トンネル現場では作業環境確保のために異なる光源を併用するなど光源環境を一定にすることが難しく,光源によらずスペクトルを評価する手法が求められる.本稿では,光源そのもののスペクトル特性を把握することで,異なる光源で撮影したスペクトルを補正する手法を実験的に検証した概要について報告する.

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