[IV-14] フェリーを活用した本州―四国―九州ルートの有効性
キーワード:モーダルシフト、フェリー、輸送時間、四国通過経路
働き方改革の一環として,わが国では労働環境の改善が進められている.物流業界では,厚生労働省の定めにより,労働時間の上限や休息期間の確保が強化されている.
九州から近畿以東へ自動車で貨物を輸送する場合には,ドライバーの拘束時間は1日の労働時間である13時間の上限を上回るため休息期間を確保する必要がある.一方,フェリー乗船時は休息できるため,効率的な貨物輸送を実現できる可能性がある.
本稿では,九州発―近畿以東着の貨物を対象として,全て自動車輸送した場合とフェリーを併用した場合の輸送時間の比較により,フェリーを活用した本州―四国―九州ルートの有効性を検討した
九州から近畿以東へ自動車で貨物を輸送する場合には,ドライバーの拘束時間は1日の労働時間である13時間の上限を上回るため休息期間を確保する必要がある.一方,フェリー乗船時は休息できるため,効率的な貨物輸送を実現できる可能性がある.
本稿では,九州発―近畿以東着の貨物を対象として,全て自動車輸送した場合とフェリーを併用した場合の輸送時間の比較により,フェリーを活用した本州―四国―九州ルートの有効性を検討した
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