令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第V部門

補修・補強(材料)(4)

座長:古賀 裕久(土木研究所)

[V-138] 下水道管きょ更生工法 小口径管きょ向けグラウト材の特性

〇松田 貴弘1、佐藤 貴幸1、佐藤 公2、槇 宏二2 (1.足立建設工業、2.昭和KDE)

キーワード:SPR工法、軽量グラウト材、複合管

生活に欠かせないライフラインの一つである下水道管は、老朽化に伴い更新が必要であり、道路を掘り起こすことなく施工可能なSPR工法の様な非開削の下水道管きょ更生工法が普及している。この工法では、グラウト材は重要な役割を担っており更生する口径に適したグラウト材が選定されるため、小口径管きょに要求される性能を満足し、かつ作業性を向上させた軽量グラウト材の開発に取り組んだ。粘度等の調整により圧送性の改良が確認されたが、一体性に課題を残した。要因としては充填後のエアー等の動きによる影響と考え、無機系粘土鉱物を用いた配合の見直しを実施し、小口径管きょ向けグラウト材としての要求性能を満足することができた。

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