令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第V部門

非破壊試験法(2)

座長:内田 慎哉(富山県立大学)

[V-381] 埋設型ピエゾセンサのコンクリート構造物健全性評価への適用性

〇小松原 裕1、橋本 勝文1、服部 篤史1、塩谷 智基1、河野 広隆1 (1.京都大学)

キーワード:埋設型ピエゾセンサ、ひび割れ、非破壊検査

コンクリート構造物の弾性波を用いた非破壊検査を行う際,コンクリート中にセンサを埋め込むことで,測定の簡易化や省力化が期待できると考えられる.しかし,AEセンサ等の市販のセンサは高価であるため,埋め込んで使用することは経済的に容易でない.本研究では,安価な埋設型ピエゾセンサ開発のために,センサを試作し,その実用性を弾性波の初動部検出の観点から市販センサと比較し,提案する埋設型ピエゾセンサのコンクリート材料への適用性を検討した.その結果,ひび割れがある供試体において弾性波の初動部における減衰,伝播時間の遅れの測定が可能であることが確認された.

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