令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第V部門

高流動コンクリート(1)

座長:日比野 誠(九州工業大学)

[V-430] 沈下量評価試験を用いた締固めを必要とする高流動コンクリートの材料分離抵抗性評価の検討

〇渡邉 真史1、梁 俊2、片平 博3、三本 巌1、橋本 紳一郎4、根本 浩史5、加藤 佳孝6、石井 祐輔7、吉田 克弥8、松倉 隼人9 (1.内山アドバンス、2.大成建設、3.土木研究所、4.千葉工業大学、5.清水建設、6.東京理科大学、7.太平洋セメント、8.日本シーカ、9.BASFジャパン)

キーワード:締固めを必要とする高流動コンクリート、沈下量評価試験、材料分離抵抗性、粗骨材残存率、フレッシュコンクリート

締固めを必要とする高流動コンクリートの材料分離抵抗性を評価するために,鉄筋障害を設けたL型構造物模擬型枠における水平方向の充填性試験と,鉛直方向の粗骨材の沈下量評価試験を実施した.両試験に対する粗骨材残存率の相関から,鉛直方向の材料分離を確認することにより,実施工において水平方向へ流動するコンクリートの材料分離を評価できることが示唆された.また,材料分離抵抗性に関する各種評価試験を整理する上で,本実験の結果が基準データとなり得る可能性がある.

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