[V-430] 沈下量評価試験を用いた締固めを必要とする高流動コンクリートの材料分離抵抗性評価の検討
キーワード:締固めを必要とする高流動コンクリート、沈下量評価試験、材料分離抵抗性、粗骨材残存率、フレッシュコンクリート
締固めを必要とする高流動コンクリートの材料分離抵抗性を評価するために,鉄筋障害を設けたL型構造物模擬型枠における水平方向の充填性試験と,鉛直方向の粗骨材の沈下量評価試験を実施した.両試験に対する粗骨材残存率の相関から,鉛直方向の材料分離を確認することにより,実施工において水平方向へ流動するコンクリートの材料分離を評価できることが示唆された.また,材料分離抵抗性に関する各種評価試験を整理する上で,本実験の結果が基準データとなり得る可能性がある.
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