令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

軌道保守(7)

座長:神津 大輔(東日本旅客鉄道)

[VI-913] 凍害により損傷したスラブ板における補修方法の検討

〇川瀬 俊明1、菅原 健也1、鈴木 了平1、平賀 有輝1 (1.東日本旅客鉄道株式会社)

キーワード:スラブ軌道、スラブ板、凍害、補修方法

JR東日本,郡山新幹線保線技術センター管内において,端部が欠損しているスラブが点在している.スラブ本体の補修は,鉄道総合技術研究所出典の「スラブ軌道各部補修の手引き」明記されているが,JR東日本では,スラブ本体補修を定例的に実施しておらず,施工が標準化されていない.
そこで本研究では,当技セ管内で発生しているスラブ本体の損傷についての原因を調べたところ凍害であることが判明し,補修を本体成型と防水処置の2パターン実施した.その結果,防水処置による補修の方が施工性やコスト面でも有利であったが、事前に行うはつり作業が人間の感覚によるためその点については標準化に向けての課題となることが分かった.

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