令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

シールドトンネル(2)

座長:井上 隆広(安藤・間)

[VI-549] AIによる物体検出手法を用いたシールド掘削土砂の連続評価技術

〇大前 慶恵1、山崎 啓三1、山下 健司1、福武 健一1、山田 祐樹1、青山 裕作1 (1.大林組)

キーワード:泥土圧シールド、掘削土砂、ベルトコンベヤー、AI、人工知能、物体検出手法

少子高齢化が進み、建設業界においても技能労働者が減少していることから、自動化による生産性向上・省力化が喫緊の課題となっている。しかし泥土圧シールド工法における掘削土砂の性状は、1日に1回、もしくは片番に1回の頻度で人力により計測し、掘進に利用している.
 そこで掘削土砂性状の連続評価法として、 AIによる物体検出手法を用いた画像解析技術の適用性について検証を行った。ベルトコンベヤー上を高速で移動する掘削土砂の性状を4種類の区分に分類する連続性状推定モデルを作成し、実証実験を行ったところ、撮影した掘削土砂の動画に対して人間の目視による推定と同等の推定が可能であることが確認できた.

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