令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VII部門

振動・大気環境

座長:東海林 孝幸(豊橋技術科学大学)

[VII-109] 質量体を用いた環境振動の伝播経路対策 ―数値解析による振動低減メカニズムの検討―

〇千葉 泰河1、岩根 康之2、小林 真人2、松本 泰尚1 (1.埼玉大学、2.飛島建設株式会社)

キーワード:建設作業振動、伝播経路対策、大型土のう、敷鉄板、数値解析

建設作業振動の伝播経路対策は,安全性やコストパフォーマンスに優れた実用的手法が確立されていない現状がある.本報では,質量体接地面の剛性と振動伝播方向長さが振動低減効果に与える影響について,数値解析による検討を行った.数値解析の結果から,剛性を高めた質量体でより大きい振動低減効果を確認した.また,質量体の奥行を長くすることで,より低い振動数で振動低減効果が得られることが示唆された.

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