[VII-47] 希少種トウキョウサンショウウオ地域野生個体群を守り続ける道路ビオトープ
キーワード:ビオトープ、絶滅危惧種、トウキョウサンショウウオ、代替産卵池、低減措置
1989年の千葉東金道路建設の際にトウキョウサンショウウオの生息地が確認されたことを発端とし、1996年に山武地区に代替産卵池及び流水確保のためのポンプが整備された。
そして、2016年より山武地区代替産卵池の整備効果を把握することを目的として、地元大学との共同で当池及び周辺地域において産卵状況調査を行った。
その結果、代替産卵池周辺地域では既存産卵池は乾燥化などによる消失が多くみられた。一方、当池では年間平均140個もの卵塊が確認された。
上記のことから、当池は整備後20年以上経過してなお効果を十分に発揮しており、かつ地域個体群に欠かせない道路ビオトープとなっていることが示唆された。
そして、2016年より山武地区代替産卵池の整備効果を把握することを目的として、地元大学との共同で当池及び周辺地域において産卵状況調査を行った。
その結果、代替産卵池周辺地域では既存産卵池は乾燥化などによる消失が多くみられた。一方、当池では年間平均140個もの卵塊が確認された。
上記のことから、当池は整備後20年以上経過してなお効果を十分に発揮しており、かつ地域個体群に欠かせない道路ビオトープとなっていることが示唆された。
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