企画セッション: リスクと不確実性の定量化

[2A13-21-02] 自律的な基底選択に基づく即時再構成シミュレーション

*大竹 雄^1,2、庄司 大河²、肥後 陽介³、吉田 郁政⁴ (1. 東北大学、2. 東北大学、3. 京都大学、4. 東京都市大学)

キーワード：再構成、液状化

災害などの偶発性荷重に対して，インフラ施設にレジリエンス性能を付与することの重要性が認識されてきた．著者らは，観測情報から即時にインフラ施設の状態を把握するためのモニタリング設計法の開発を試みている．
研究では，数値解析結果から得られる空間モード関数を用いた再構成シミュレーション法を提案している．その特徴は，観測情報の特性に応じて自律的に空間モード関数を即時に選択する点にある．液状化地盤上の盛土の事例を通して有効性を検証している．