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[2D05-08-01] 河床に比較的小さい礫を有する礫床砂岸河川の自律形成機構
キーワード:粒度分布、無次元剪断力、浮遊砂
河道の洪水疎通能力を向上させるために様々な工事が行われているが、工事によって十分な疎通能力を確保できたにも関わらず、時間の経過により細砂やシルトが堆積し、再び河道断面積が減少し、洪水疎通能力が減少することは珍しくない。改修後、河川がどのような形で安定するかは河川管理上、重要な問題である。本研究では、側岸が細砂・シルトで構成される礫床河川の中で、河床に比較的小さい粒径の河床材料(0.5mm~1cm)を持つ河川を対称に現地観測を行い、河道の自律形成メカニズムを考える。