パネルディスカッション5　R-SUDの現状と今後の可能性について

[パネルディスカッション5] 米国におけるR-SUDのサプライチェーンマネジメント

^○堀田 雅宣 (メドラインジャパン合同会社)

米国における再製造産業（R-SUD）に関しては約二十年の歴史があるが，このビジネス自体をサスティナブルなモデルとするために，オリジナル医療機器の納品と在庫管理に始まり，使用後製品の回収，再製造工程，再製造品の納品まで，一連のサプライチェーンマネジメントが非常に重要な課題となってきた．近年は，病院への経済的効果のアウトプットも重要な課題ではあるが，対象製品の安定供給を第一優先として考えた場合，オリジナル品と再製造品の使用頻度を効率よくマネジメントをおこなう方法が必要不可欠となっている．
今回はMedlineが米国内におけるR-SUDのサプライチェーンにおいて，実際にどのように運用面での工夫をおこなっているかをご紹介するとともに，今後，日本国内におけるR-SUDビジネスにおいての一助になればと考える．