一般社団法人資源・素材学会 平成30(2018)年度春季大会

講演情報(2018年2月23日付 確定版)

企画講演

包括的な資源利用の高効率化に向けて

2018年3月28日(水) 09:50 〜 12:00 第3会場 (3号館4F, 34号講義室)

司会:村上 進亮(東京大学)

10:15 〜 10:30

[2304-11-03] 金属製錬における資源の有効利用に関する課題

○山口 勉功1 (1. 早稲田大学)

司会:村上 進亮(東京大学)

キーワード:貴金属、レアメタル、銅製錬、鉛製錬

自動車やIT機器をはじめとした国内の基幹産業への金属資源の安定供給は不可欠であり、使用済みの製品から金属を回収するリサイクル技術は重要である。貴金属の一部は専用のリサイクルプロセスにより処理され、回収されているが、多くの使用済みの金属は鉄鋼製錬や非鉄製錬で鉄や銅、鉛、亜鉛と呼ばれるベースメタルの回収を中心に処理されている。本講演では非鉄製錬の銅と鉛製錬の基本原理を説明したうえで、現行の非鉄製錬で回収が可能な金属資源と回収が困難な金属資源を明確にする。さらに現行の製錬プロセスにおける阻害元素などを紹介する。これらの話しを通して、二次原料から金属資源を回収するうえでの非鉄製錬の現状と課題を説明する。

講演PDFファイルダウンロードパスワード認証

講演集に収録された講演PDFファイルのダウンロードにはパスワードが必要です。

現在有効なパスワードは、[資源・素材学会会員専用パスワード]です。
※[資源・素材学会会員専用パスワード]は【会員マイページ】にてご確認ください。(毎年1月に変更いたします。)

[資源・素材学会会員専用パスワード]を入力してください

パスワード