一般社団法人資源・素材学会 平成31(2019)年度春季大会

講演情報(2019年1月23日付 確定版)

一般講演

資源開発技術/開発機械/岩盤工学

2019年3月7日(木) 09:00 〜 11:45 第1会場 (6号館 3階 631講義室)

司会:濵中 晃弘(九州大学)、笹岡 孝司(九州大学)

09:45 〜 10:00

[2K0101-10-04] 露天掘り鉱山における起爆秒時差を用いた発破振動制御手法に関する検討

○高橋 良尭1、笹岡 孝司1、西森 光輝1、濵中 晃弘1、島田 英樹1 (1. 九州大学)

司会:濵中 晃弘(九州大学)、笹岡 孝司(九州大学)

キーワード:発破、露天掘り鉱山、起爆秒時差

露天掘り鉱山において発破は、作業性・経済性の観点から極めて重要な作業行程の一つである。一方で、発破は火薬の使用を伴うことから、振動、飛石、騒音など他の工法に比べ、周辺環境へ悪影響を及ぼす可能性が高い工法である。中でも発破振動は他の問題と比べより広範囲に影響を及ぼすため、注意深い対策が必要である。通常、発破の際には発破振動の低減を目的として、MS雷管やDS雷管を用い、起爆秒時差を設けた発破が実施されている。しかしながら、岩盤状態など、他の要因も発破振動に大きな影響を及ぼしているため、起爆秒時差が発破振動に及ぼす影響や、発破振動低減のための最適な発破振動の設定指針に関する検討が未だ十分になされているとは言い難い。そこで本研究では、操業中の露天掘り鉱山にて現場計測および数値解析を実施することで、起爆秒時差が発破振動の伝播挙動や最大粒子速度(PPV)に及ぼす影響に関して種々検討を行った結果について報告する。

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