MMIJ 2019,Kyoto

Presentation information (2019/08/09 Ver.)

若手ポスター発表 ショート講演

プロセス・素材分野ショート講演2

Wed. Sep 25, 2019 9:30 AM - 11:32 AM Room-6 (Fl.3.,Build. C1. 312)

10:10 AM - 10:18 AM

[2K0601-14-06] Development of Dissolution Method of Ir to Hydrochloric Acid

○Shouta Yamada1, Hikari Nakano1, Shuta Simizu1, Yuto Kobayasi1, Takasi Nagai1 (1. Chiba Institute Of Technology)

Keywords:Iridium, Recyclind

白金族金属の一種であるイリジウム(Ir)は、産出地域が偏在しており世界の生産量が非常に少ない。また融点が高く耐食性や耐熱性に優れており、化学的に極めて安定なことから王水やといった強力な酸でも侵されにくい性質がある。そのため酸素発生用電極の触媒や工業用坩堝など工業分野で多く使用されている。このことからリサイクルによる回収が重要である。一般的に使用済みの製品からIrを回収する際は、強力な酸化剤を含む酸や塩素ガスを吹き込んだ塩酸を使用し酸溶解させる必要がある。これは毒性及び腐食性が極めて高いため、安全性や廃液処理に問題がある。そのため、Irの酸への溶解性向上と安全なリサイクルプロセスが求められている。Irなどの白金族金属は複合酸化物化や酸化物にIrを吸蔵させることで塩酸などの強力な酸化剤を含まない酸で溶解する可能性がある。本研究では複合酸化物化などによるイリジウムの塩酸への溶解性向上について調査した。

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