14:05 〜 14:35
[3K0208-12-03] 湿式精金銀プロセスの現状と課題
司会:邑瀬邦明(京都大学)
キーワード:銅製錬、リサイクル原料、レアメタル、アンチモン、セレン
JX金属製錬(株)佐賀関製錬所の精金銀工場では、品質・環境・生産性の向上を図るため、湿式法による銅電解殿物処理プロセスを導入し、1997年から操業を開始した。その後、処理能力/生産能力増強、回収品種拡大、プロセス改善を段階的に行い、現在では操業開始当初と比較しておおよそ2倍の処理能力を有している。
現在、佐賀関製錬所では、銅精鉱とリサイクル原料の増処理に取り組んでいる。これらの原料中には、貴金属のみならず銅製錬工程に悪影響を及ぼすSb, Te, Se等のレアメタルも含まれており、これらの元素を銅製錬工程に繰り返すことなく、効率的に分離回収することが足元の重要な課題の一つになっている。これに対応するため、佐賀関精金銀工場では、JX金属(株)日立事業所HMC製造部と連携し、高品質の貴金属製品製造に加え、レアメタル採収率の向上に向け、プロセス改善を進めてきた。
本報では、精金銀工場におけるSb, Te, Se回収工程の最近の改善について紹介する。
現在、佐賀関製錬所では、銅精鉱とリサイクル原料の増処理に取り組んでいる。これらの原料中には、貴金属のみならず銅製錬工程に悪影響を及ぼすSb, Te, Se等のレアメタルも含まれており、これらの元素を銅製錬工程に繰り返すことなく、効率的に分離回収することが足元の重要な課題の一つになっている。これに対応するため、佐賀関精金銀工場では、JX金属(株)日立事業所HMC製造部と連携し、高品質の貴金属製品製造に加え、レアメタル採収率の向上に向け、プロセス改善を進めてきた。
本報では、精金銀工場におけるSb, Te, Se回収工程の最近の改善について紹介する。
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