一般社団法人資源・素材学会 2024年度 春季大会

講演情報(2024年2月2日付 確定版)

一般講演

【一般講演】資源開発技術[3/17(日) PM 第1会場]

2024年3月17日(日) 13:00 〜 14:20 第1会場(6号館 2階 625)

司会:佐藤 晃(熊本大学)

●資源開発技術:エネルギーや金属鉱物などの資源の開発に必要な上流から下流までの開発・生産の技術に関する科学的・技術的な現状および課題について議論を行う

<発表時間20分中、講演15分、質疑応答5分/1件>

14:00 〜 14:20

[1K0101-04-04] バイオメタン鉱床造成/生産法 SCG(Subsurface Cultivation and Gasification)法による原位置試験における揚水時,流体注入時の特性について

○猪股 英紀1、上野 晃生1、玉村 修司1、村上 拓馬1、佐藤 聖1、吉田 邦彦2、青山 秀夫2、酒井 智生2、近藤 めぐみ2、藤井 義明3、五十嵐 敏文1 (1. 北海道科学技術総合振興センター 幌延地圏環境研究所、2. UBE三菱セメント株式会社、3. 北海道大学)

司会:佐藤 晃(熊本大学)

キーワード:地下バイオメタン鉱床造成/生産法(SCG法)、褐炭、過酸化水素、未利用有機物

幌延地圏環境研究所は,地下未利用有機物(褐炭)を低分子有機酸に分解し,さらに微生物を用いてメタンを生成するバイオメタン鉱床造成/生産法SCG (Subsurface Cultivation and Gasification)法を提唱し,UBE三菱セメント株式会社との共同研究で猿払村小石鉱区において原位置実験を行っている。
 これまでに深度約20mの褐炭層まで掘削された試験孔に水(脱塩済海洋深層水),過酸化水素水,ギ酸ナトリウム溶液,二酸化炭素溶液(炭酸水素ナトリウム)の注入試験を実施したところ,孔内水圧の変化に差異が見られた。
 2022年に,褐炭層とその上下盤までに通じる試験孔を掘削し,2023年度に揚水試験,注入試験を実施した。試験で得られた透水係数は,過去の試験で得られた数値10-6 m/s オーダーだった。また,水位変化のデータより異方性を示唆する結果が得られた。

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